「日本人じゃないから無理」って、本当にそう?
世話カツ編集部(Helte)
公式
2026年10月27日
前回の記事では、日本で仕事を探す際に、経営基盤が安定している企業を選ぶことがなぜ大切なのかについてお伝えしました。
日本で長く働き、生活していきたい外国人にとって、給与や福利厚生だけでなく、企業の制度が整っているか、外国人の採用実績があるか、必要なサポートを受けられるかといった点も、重要な判断材料になります。
特に外国人の場合、在留資格の取得や更新も、就職活動において無視できないポイントです。
そのため、仕事内容や待遇だけでなく、企業の経営基盤や外国人を受け入れる体制についても確認しておくことが大切です。
そのため、仕事内容や待遇だけでなく、企業の経営基盤や外国人を受け入れる体制についても確認しておくことが大切です。
比較的規模の大きい企業では、社内制度や外国人の受け入れ体制が整っている場合もあり、日本で長期的にキャリアを築きたい方にとって、有力な選択肢の一つとなるでしょう。
では、自分に合った企業を考えた次に、どのようなことを考えればよいのでしょうか。
それは、「自分には、どのような仕事の選択肢があるのか」ということです。
「日本で働きたい。でも、外国人の自分を採用してくれる大手企業はあるのだろうか?」
台湾出身のスタッフ・テイも以前、自分のこれまでの経験を活かせる広告業界の求人に応募し、大手企業への就職を目指していました。
しかし、書類選考の段階で不採用となってしまったこともありました。
しかし、書類選考の段階で不採用となってしまったこともありました。
実際、業界や職種によって、求職者に求められるものは異なります。
専門的なスキルや実務経験だけでなく、その国の文化や生活習慣、消費者の心理を深く理解していることが求められる仕事もあります。
こうした理解は、成長する過程で少しずつ身につくものです。
そのため、職種によっては、その国の文化的な背景に詳しい人のほうが、仕事に必要な視点やニーズを捉えやすい場合もあります。
しかし、それは外国人にチャンスがないということではありません。
むしろ、語学力や異文化への理解、海外のお客様への対応が求められる仕事では、外国人ならではの背景や経験が強みになることもあります。
大切なのは、これまで何をしてきたかだけでなく、それぞれの職種でどのような人材が求められているのかを知り、自分の強みをどこで活かせるのかを考えることです。
就職活動での挫折をきっかけに、自分が生み出せる価値を考える
思うようにいかない就職活動を経験する中で、テイは、外国人として日本人の求職者と競争するうえで、難しさを感じる職種もあることに気づきました。
一方で、そうした経験が、新たな問いを考えるきっかけにもなりました。
「自分と同じような経験をしている外国人がたくさんいるのなら、その人たちを支えながら、自分の強みも活かせる仕事はないだろうか?」
そう考えるようになったテイは、自分のキャリアについて改めて見つめ直し、外国人を支援する仕事を選び、Helteに入社しました。
テイは、今でも広告業界が好きだと話します。
しかし、日本以外の場所も含めて考えてみると、自分を必要としてくれる場所や、これまでの経験を活かして価値を生み出せる機会が、ほかにもあるのではないかと考えるようになったそうです。
この経験から、私たちも改めて考えることができます。
日本で就職活動をする際、もともと憧れていた業界を目指すだけでなく、自分の強みを活かせる別の選択肢にも目を向けてみてはどうでしょうか。
日本での就職活動で、こんな不安を感じたことはありませんか?
応募したい仕事があるのに、応募条件を満たしていない。
関連する経験があるのに、企業が外国人を採用してくれるかどうかわからない。
日本で働きたいという強い気持ちがあっても、日本語能力や在留資格、その他の条件によって、日本人の求職者とは異なるハードルに直面することがある。
こうした状況の中で、いつの間にか「本当にやりたい仕事」よりも、「自分が応募できる仕事」を優先してしまうこともあるかもしれません。
自分で仕事を選んでいるはずなのに、気づけば限られた選択肢の中で仕事を探すしかないように感じてしまう。そんな就職活動は、決して簡単なものではありません。
しかし、すべての制約をすぐに変えることが難しいのであれば、少し視点を変えてみるのも一つの方法です。
自分が直面している制約だけでなく、外国人だからこそ持っている強みにも目を向けてみましょう。
外国人であることは、どのような強みになるのか?
母国の言語や文化、異なる環境で生活してきた経験は、仕事に活かせる強みになる可能性があります。
例えば、母語でコミュニケーションを取れることは、大きな強みの一つです。
また、異なる文化の中で生活してきた経験があるからこそ、複数の文化的な視点から物事を考えたり、日本とは異なる価値観を理解したりすることもできます。
こうした経験は、異文化への理解や国際的な視野につながります。
こうした経験は、異文化への理解や国際的な視野につながります。
もちろん、外国人であるという理由だけで、あらゆる仕事において有利になるわけではありません。
それでも、これまで身につけてきた語学力や生活経験、文化への理解を改めて振り返ることで、今まで気づかなかった可能性が見えてくるかもしれません。
こうした強みは、これまで自分が慣れ親しんできた業界だけでなく、新しい仕事に挑戦するきっかけにもなります。
その強みを、ホテル業界で活かせるかもしれません
ホテル業界は、外国人ならではの強みを活かせる仕事の一つです。
ホテルの仕事と聞くと、フロントでの接客やチェックインの手続き、お客様のご案内などをイメージする方も多いかもしれません。
しかし、ホテルには営業やマーケティング、企画など、さまざまな職種があります。
しかし、ホテルには営業やマーケティング、企画など、さまざまな職種があります。
母国の文化や習慣を理解しているからこそ、同じ国から訪れるお客様の気持ちやニーズをより深く理解できることもあります。
例えば、母国の言語でコミュニケーションを取れるだけでなく、文化や習慣の違いを踏まえて対応することで、お客様の不安を和らげ、一人ひとりに合ったサポートを提供できる可能性があります。
こうした母国の文化への理解は、海外から訪れるお客様に、より安心して快適に過ごしていただくための強みの一つになるでしょう。
これまでの経験や得意なことによっては、今まで考えたことのなかった職種も、新たな選択肢になる可能性があります。
そのため、ホテル業界で働いた経験がない方も、まずはさまざまな職種の仕事内容や応募条件を調べてみてはいかがでしょうか。自分のスキルや経験を活かせる仕事が見つかるかもしれません。
世話カツでは、ホテル業界を中心に幅広い仕事を紹介しています
世話カツで紹介している求人の約9割はホテル業界、残りの約1割は小売業です。
「ホテルで働くことは、今まで考えたことがなかった」
「接客以外には、どのような仕事があるのだろう?」
「語学力やこれまでの経験を活かせる仕事を探したい」
もし、このような思いをお持ちであれば、まずはホテル業界にどのような仕事があるのかを知ることから始めてみませんか。
世話カツでは、面談を通じて、一人ひとりの希望やこれまでの経験を伺いながら、適した仕事探しをサポートしています。
面談では、仕事内容や応募条件について詳しく知ることもできます。
自分に合った選択肢は何か、一緒に考えていきましょう。
最初から一つの業界に絞る必要はありません。
自分に足りないものばかりに目を向けるのではなく、今すでに持っている能力や経験を、どのように活かせるかという視点も大切です。
自分の強みを知り、これまで接点のなかった仕事についても調べてみることで、新たな可能性が広がるかもしれません。
まずは世話カツの面談で、自分の強みを改めて見つめ直し、日本で働く新たな選択肢を探してみませんか?