「おもてなし」の本場・日本で学ぶ。アイスランド出身ヨンさんのホスピタリティへの挑戦
世話カツ編集部(Helte)
公式
2026年10月30日
ヨンさん
ホテル総合職
出身
アイスランド
年齢
20代
性別
男性
「日本の伝統文化に魅了され、特に演歌と歌舞伎を通してその魅力を深く学びたいと思い、日本への再留学を決意しました。 この度、ホテル会社の総合職に内定されました。 今回は、日本就職を目指す外国人にとって、リアルで参考になる成功の秘訣と、その裏にあった苦労についてお聞きしました。」
日本に興味を持ったきっかけ、留学時代について教えてください
最初に日本に興味を持ったのは、伝統文化への強い憧れからでした。
留学を経て「日本に住みたい」という思いが確信に変わったと言います。
日本語の勉強を始めたきっかけは、日本の伝統的な文化を「もっと深く知りたい」と思ったからです。
特に「演歌」と「歌舞伎」が大好きです。
2019年に1年間、日本に留学をしていたんですが、その1年間で「ああ、やっぱり日本に住むのは楽しい!戻りたい!」と思うようになり、日本の大学に再入学しました。
▶︎好きな日本語とは?
「物の哀れ」です。
人生の中には、ほんの一瞬だけ「大丈夫」に感じられる、美しい瞬間があります。
でも、その美しさは長く続くものではなく、すぐに過ぎ去ってしまいます。
だからこそ、儚くて、心に深く残るのだと思います。
たとえば、一瞬の中にある短い時間のなかで、「もう一回見えるか見えない」と感じることがあります。
そんな瞬間に出会えることが、私はとても好きです。
人生の中でたった一度しかないその瞬間—— それだけで、もう十分に価値があると思います。
日本での就職/転職活動について教えてください
やっぱり日本の「おもてなし」のレベルは世界でもトップクラスじゃないですか。
ホスピタリティを勉強するからには、一番高いホスピタリティを提供している会社、国で働きたいと思うようになりました。
それが、日本で働きたいと決意した理由です。
▶︎日本の面接について
就職活動の中で一番大変だったのは面接ですね。
アイスランドでは面接を1回だけしたことがあるんですけど、それは準備なしでオンラインでした。
でも、日本の面接って本当に準備が必要なんですね。会社の理念を検索して、いろんな質問の答えを考えて、事前に準備するのが必須なんだって。
最初はそれが本当に大変でした。
面接でアピールできた強みは、言語能力しかなかったです。
日本語、中国語、アイスランド語、英語、ノルウェー語とスウェーデン語...それ以外に「日本の就活で戦えるもの」なんて、正直最初は見つけられませんでした。
▶︎日本語の壁を感じた瞬間は?
私は6か国語を話せますが、その中で一番難しいと思うのは日本語です。
特に、日本の独特の「敬語」は、外国人にとっては大きな壁です。
アイスランドは敬語をまったく使わない国なので、もう戸惑ってしまって。
「どういう返事の仕方がいいんだろう?」って、面接官を目の前にすると頭が真っ白になってしまって、緊張でうまく喋れないんです。
世話カツのサポートはどうでしたか?
世話カツは、FacebookかInstagramで広告が突然出てきたんです。
「なんか良さそうだな」と思って連絡しました。
最初は、みんなと同じように「自分で会社を探そう」と思っていました。
みんな独立したい気持ちがあって、私も「自分でやってみよう」と思ったんです。
でも実際にやってみると、本当に大変でした。
だから今思うのは、「できるだけ早めにエージェントを利用すること」が本当に大事だということです。
自分一人では気づけないことを、プロの視点からアドバイスしてもらえるし、何より安心できます。
独立を目指す気持ちは変わらないけれど、サポートを受けながら進むことも「自立」のひとつの形だと思っています。
▶︎世話カツの一番助かったサポートは?
一番助かったのは、やっぱり面接前の徹底的な準備ですね。
面接の前には、答えを何度も練習して準備を進めました。
最終面接の前には、カフェで担当のキャリアアドバイザーさんとお会いし、実際の面接練習をしていただきました。
たくさん練習を重ねたことで、自信がつきました。
練習のおかげで、本番では緊張しながらも落ち着いて臨むことができたと思います。
あの時間がなかったら、内定を勝ち取れたかどうかわかりません。
きっと、そのサポートのおかげで良い結果につながったのだと思います。
新しい会社について
グランビスタホテル&リゾートの総合職に内定をもらいました。
まだ具体的な仕事内容は分かりませんが、とても楽しみにしています。
▶︎入社を決めた理由
私はもともとホテル業界で働きたいと思っていました。
グランビスタさんの理念にすごく共感しましたし、あと、最終面接の雰囲気が本当に温かかったんです。
「ああ、この会社いいな、入社したい!」って強く思いました。
これからの目標
挑戦したいことは、もっとホスピタリティと「おもてなし」の能力を成長させたいと思っています。
数年後には、マネジメントに関わりたいですね。
そして、今年は日本語能力試験N1も受けて、さらに日本語力を上げていきたいです。
最後に、後輩へのメッセージ
日本での就職を目指す後輩たちには、「できるだけエージェントを利用した方がいい!」と伝えたいです。
みんな、独立したいから「自分で会社を探したい」と思うかもしれない。
でも、一人でやるのは本当に大変すぎます。
日本の面接は流れが長いですし、時間もかかる。
何ヶ月も進まない期間があったりすると、すごく疲れます。
転職エージェントは、会社探しから面接対策まで、もう全部サポートしてくれる。
私の内定は、世話カツがなかったら多分就職できなかったと思うくらいです。
だから、ぜひプロのサポートを受けてください。
担当コンサルタントより
ヨンさん、この度は内定おめでとうございます!
ヨンさんは、日本語力や6か国語を操るマルチリンガルという明確な「光」をお持ちでしたが、実はその裏で、日本の就活文化に慣れず「心がおれそう」になりながら、人一倍努力されていた姿をよく覚えています。
最終面接前のカフェでの練習では、本当に真剣な表情で臨んでくれて、「これなら絶対大丈夫!」と確信しました。
ヨンさんの好きな日本語「もののあわれ」が示すように、完璧じゃない一瞬の美しさや、はかなさも大切にできるヨンさんなら、日本のホテルという「おもてなし」の最前線で、きっとお客様の心を動かすことができるでしょう。
新たな挑戦を、心から応援しています!
編集部より:あなたの「日本で働きたい」を応援します
この記事を読んで、「私も挑戦したい!」「誰かに相談してみたい」と感じていただけたら、とても嬉しく思います。
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