「1人じゃ無理」―世話カツと越えた日本就活の壁。ロシア人アリーナさんの日本キャリア
世話カツ編集部(Helte)
公式
2026年10月30日
アリーナさん
ホテル総合職
出身
ロシア
年齢
20代
性別
女性
「アリーナさんはどのようにしてその障害を乗り越え、理想のホテル会社の総合職に内定を手にしたのか、その努力と成長の道のりについてお話を伺いました。」
日本に興味を持ったきっかけ、留学時代について教えてください
幼い頃から日本のアニメや漫画、音楽が好きだったんです。
言葉の響きがすごく素敵で、「きれいだな」と思って、いつか理解できるようになりたいと思うようになりました。
最初は、自分でひらがなとカタカナを独学で勉強し始めました。
それから大学に入る時に、ちゃんと日本語を勉強しようと決めて、本格的に学び始めたのがきっかけですね。
特に、最初に見たアニメは「セーラームーン」です。
最近のアニメだと「チェンソーマン」も好きです(笑)。
音楽だとアニメではないんですけど、初音ミクが大好きです!
▶︎初めて日本に来て、驚いたことはありますか?
初めて日本に来たのは留学のときで、去年の9月でした。
滞在していた場所は京都だったのですが、もう本当に暑かったです!
ロシア人の私からすると、ここまで湿度が高いとは想像もしていなかったので、気候にはとても驚きました。
それから、驚いたのは日本の「便利さ」です。
特にコンビニです。
ヨーロッパにはあのようなコンビニはないので、実際に利用してみて、「なんて便利なんだろう!」と感動しました。
必要なものがすべてそろっていて、しかもすぐ近くにあるということに、本当に驚きました。
▶︎好きな日本語は何ですか?
「なるほど」です。
響きも漢字もとても好きで、よく使われていますよね。
「なるほど」という言葉は本当に便利で、つい「分かりました」「分かりました」ばかりだと少しつまらなくなってしまいます。
そんな時に「なるほど」と言うと、それだけで会話のニュアンスが柔らかくなりますし、とても良い言葉だと思います。
日本での就職・転職活動について教えてください
留学が終わった後、日本の会社でインターンシップをする機会がありました。
実際に日本の会社で働いてみて、「すごい!」と感じ、この場所でもっとキャリアを積んでいきたいと強く思うようになりました。
▶︎就職活動の中で、大変だったことは?
やはり、「履歴書の書き方」と「面接」です。
履歴書というと、日本はヨーロッパ・西洋の履歴書とかなり違いがありますよね。
書き方も全然違って、ルールもたくさんあるので、何が正しいのか分からなくなることもあります。
私が自分で作った履歴書も、キャリアアドバイザーさんが丁寧に直してくださって、本当に感謝しています。
▶︎日本とヨーロッパの面接はどう違う?
面接についても、「ルール」がとても多いと感じました。
ヨーロッパでは、「今のキャリアについてよく分からない」と正直に答えても、問題ないと思われることが多いのですが、日本ではそのように答えると「落ちてしまうのではないか」と不安になります。
それに、見た目にも大きな違いがありました。
日本ではスーツを着て、髪型まで細かく気をつけなければいけません。
西洋ではそこまで厳しくなく、会社にもよりますが、カジュアルな服装でも大丈夫な場合が多いです。
こうした点に日本ならではの文化の違いを感じ、とても苦労しました。
当時は、何が間違っているのか、何を見落としているのかも分からず、すごく焦っていました。
もっとサポートが欲しいと思っていた時期が、一番大変でした。
世話カツのサポートはどうでしたか?
就職活動を去年の8月から本格的に始めて、少し悩んでいた時期があったんです。
そのときに、メールで世話カツの広告が届きました。
「外国人向けの就職サポートをしている会社」だと書いてあって、「私にぴったりじゃないか」と思いました。
しかも、サイトがすごく分かりやすかったので、すぐに予約ができました。
▶︎「世話カツ」を利用して一番助かったサポートは?
色々ありましたが、一番は 「企業への紹介」 です。
正直、自分一人で探していたら絶対に出会えなかったような企業を紹介していただけたことに、本当に感謝しています。
それから、大変だった履歴書の添削や面接練習も、とても助かりました。
自分だけの視点では気づけなかった 日本の就活のルールやポイント を細かく教えていただけたことが、内定に繋がったのだと思っています。
新しい会社について教えてください
新卒のジュニアオペレーターとして働く予定です。
特定の業務に限定されるわけではなく、まずはトレーニングから始まり、ホテルのフロントや人事など、さまざまな仕事を経験していくことになります。
初めての仕事なので、とても楽しみにしています!
▶︎入社を決めた理由
まず、担当のコンサルタントの方が、とても丁寧に会社のことを詳しく紹介してくださったのが大きかったです。
その後、自分でも会社のサイトを見てみたところ、とても上品で質の高い会社だという印象を受け、「ここで働けたら嬉しいな」と思いました。
面接は2回あったのですが、特に2回目の東京本社での対面面接では、オフィスで働いている方々の雰囲気もとても良く、 改めて「やっぱり良い会社だ!」という印象がさらに強まりました。
これからの目標を教えてください
来年4月に入社して、しばらく働きながらキャリアを積んでいきたいと考えています。
最終的には、もっと上のポジションを目指したいですし、日本に長く残りたいと思っています。
この国で自分のスキルと経験をしっかり積み重ねていくことが目標です。
最後に、後輩へのメッセージをお願いします
分野にもよりますが、「一人で就活を進めるのは難しい」と感じています。
特に日本語能力や、日本の就職活動におけるルールはとても重要で、事前にしっかり理解しておかないと、選考で不利になってしまうと思います。
だからこそ、誰かからサポートを受けられる機会があれば、ぜひ活用した方が良いです。
会社のサポートや日本人の友達からの助けは、本当に大きな力になります。
私自身、最初はエージェントの利用に少しためらいがあったのですが、実際にサポートを受けてみると予想以上に良く、それが内定につながる大きな鍵になりました。
一人で抱え込まず、周りのサポートを積極的に活用しながら頑張ってほしいです。
担当コンサルタントより
アリーナさん、この度は内定おめでとうございます!
初めてアリーナさんとお話した際、4カ国語を話せる言語能力と、日本のアニメへの深い愛情から生まれる強い探求心に大変感銘を受けました。
そのため、アリーナさんのコミュニケーション力を最大限に活かせる国際的な業界、とりわけ「おもてなしの心」が活きるホテル業界をご紹介しました。
一方で、日本の就職活動は独特で、「どこから手をつければいいのか分からない」という、外国人の方が抱えがちな不安も感じられました。
特に、ヨーロッパと日本のレジュメ文化の違いなど、細かな文化の壁にぶつかりながらも、フィードバックを一つひとつ真摯に受け入れていく姿勢がとても素晴らしかったです。
面接練習でも、アリーナさんは持ち前の明るさと真面目さを発揮し、驚くほどの速さで日本の就活ルールを吸収していきました。
編集部より:あなたの「日本で働きたい」を応援します
この記事を読んで、「私も挑戦したい!」「誰かに相談してみたい」と感じていただけたら、とても嬉しく思います。
私たちは、あなたの日本でのキャリアを全力でサポートします。
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